2025/12/10 18:00
「甘酒が苦手」だった人にこそ、飲んでほしい甘酒。
「ちょっと甘酒は苦手で…」
「神社で飲んだ甘酒の臭いがどうしても…」
そんな声を、よく聞きます。
でも実は——
甘酒は、すべて同じ味ではありません。
まず大きく違うのは「原料」
酒粕甘酒
・日本酒の副産物「酒粕」から作る
・アルコール分が含まれることがある
・砂糖を加えて甘さを出すことが多い
麹甘酒
・米と麹だけで作る
・ノンアルコール
・麹の働きで、自然な甘さが生まれる
▶ YAMAICHI ALPS が作っているのは「麹甘酒」です。
お米が違えば、味も栄養素も変わる
酒米
・タンパク質や脂質が少ない
・すっきりした発酵向き
・栄養価はやや控えめ
飯米
・私たちが普段食べているお米
・デンプン、ビタミン、ミネラルを含む
・甘酒にすると「米の旨み」が残る
▶ YAMAICHI ALPS では、
自家栽培のコシヒカリを使用。
北アルプスの雪解け水で育ったお米です。実は、米不足の影響で
さまざまなお米を試したことがあります。
甘さが出なかったり、クセが強くなったり…。
「やっぱり、我が家のお米じゃないとダメだ」
そう再確認する機会にもなりました。
麹の違いが、「臭い」の正体を分ける
麹菌には、それぞれ得意分野があります。
酒蔵の麹
・ブドウ糖を作る力が強い
・クセが少ない、すっきりした甘酒
味噌・醤油蔵の麹
・大豆などのタンパク質分解が得意
・コクは出るが、発酵香が強くなりやすい
▶ YAMAICHI ALPS は、
両方の力のバランスが良い麹菌を使用。
雑味が少なく、やさしいお米の香り。
これが「麹臭くない」と言われる一番の理由です。
「掛け米」で、甘さはもっとやさしくなる
発酵途中で、炊いたお米(掛け米)を加えることで、
・甘みがより深く
・麹特有の香りがやわらぐ
・口当たりがまろやかに
▶ 自家米コシヒカリを掛け米に使い、
お米の優しい、でも濃厚な甘さを
引き出しています。
火入れをしないという選択
多くの甘酒は、仕上げに加熱(火入れ)をします。
火入れあり
・保存性は上がる
・風味が変わる
・酵素や一部栄養素が失われる
火入れなし(生甘酒)
・フレッシュな甘さ
・酵素が生きている
▶ YAMAICHI ALPS は「火入れなし」。
冷蔵・冷凍で、生のままお届けしています。
風味が変わるのも、
栄養が減ってしまうのも、
どうしても譲れません!ここはこだわってます。
余計なものは、入れない
市販の甘酒には、
砂糖・人工甘味料・食塩・増粘剤・香料などが
使われていることがあります。
▶ YAMAICHI ALPS の甘酒は、米と麹だけ。
Simple is the Best。
まとめ | 甘酒の味は「選択の積み重ね」
甘酒の味は、その家の味噌汁や漬物のようなもの。
ひとつひとつの選択が、味をつくります。
ぜひ、自分の体と暮らしに合う甘酒を見つけて、
・砂糖の代わりに
・朝ごはんやおやつに
・栄養補給や、快眠サポートに
日々の生活に、無理なく取り入れてみてくださいね。

